Column

第4回 古き良きもの

 着物にはまっています。きっかけはもう10年以上も前、成人式で振袖を着てからになると思いますが、最近特に着物に魅了されています。
もともと我が家には祖母が娘(私の母)のために揃えた着物たちが眠っていました。成人式のときも、母がその昔自分の成人式のときに使った帯があり、それがとても素敵だったのでその帯で私も成人式に出たい、という想いからそれに合う振袖を探したほどでした。
訪問着、小紋、紬・・・いずれも40年程まえのものたちですが、今私が着ても全く古さは感じられず、むしろ昔ながらの良さ、クラシック感、上品さがあると思います。時代を経ても色褪せず、代々と受け継いでいくことができるのが着物の魅力ですよね。
社会人になってからは、友人の結婚式へ着ていく機会が増えました。結婚式会場という非日常のシーンの中で、普段とは違う着物姿で出席すると緊張感もあり気持ちがシャンとします。背筋がスッと伸び、少しよそいき風に歩き方や所作もしっとりこまやかになる感じも気に入っています。

今年の春、親友の結婚式で着た着物。披露宴中イスの背もたれに寄りかかっても帯が崩れないように、とご配慮いただきました。落ち着きがありながら華やかさもありとっても気に入った帯の結び方。いつの日か自分でこんな帯が締められたらなぁ。着物自体は、前面にばらの花模様があり、下にいくにつれピンクから赤へと色のグラデーションがあります。