Column

第2回 アロマにはまったルーツ「北海道」

一度地元を離れた経験がより強く感じさせているのか、今改めて北海道の良さを感じています。成人を迎えるまでは札幌にしか住んだことがなかった私も、社会人になり雪の積もらない冬を経験。最初は少し物足りなさを感じつつも次第にその便利さを知り快適に暮らしていました。むしろ8年ぶりに北海道に戻ってきたばかりの頃は「冬の長さ、厳しさ」に道産子でありながらも驚き、不便さえも感じたものです。
ただ、そんな長くて厳しい冬があるからこそ北国での春のおとずれには心が躍ります。雪が白さを失いはじめると代わりにつくしやふきのとうが芽を出し、緑が見え始める頃にはぽつぽつとタンポポが黄色のアクセントをつけ始めます。北海道ならではの“梅と桜が同時に咲く”時期には、ようやく春がきた!と安心しどうしたってうきうきします。梅雨なんて湿ったものはなくカラッと爽快な春が続き、そこから短くも太陽が元気いっぱいの快適な夏へ、お盆を過ぎるころには陽がおちるのがぐんと早くなり、だんだんと空が高く感じそわそわと秋の予感。山に彩り豊かな景色が見え始めるとまたやってくるシーンと全ての音を吸収してしまうかのような白い季節に備えて心の準備をし始める。
こうやって季節の移り変わりをはっきりと五感で感じられるのは北海道の最大の魅力の一つなのだと離れてみてわかり、それを日々の生活の中で当たり前のように感じられるこの環境が好きだなと実感しています。

緑にタンポポの黄色いアクセントがとても可愛い春

長い冬、とても静かな白の世界